今年は大発生
11月のよく晴れた暖かい日、越冬場所を探すカメムシが目立つようになります。カメムシは種類が多いですが、飛来するのは、ほとんどがこのクサギカメムシです。茶色で地味なカメムシでどこにでもいる普通種です。飛来したカメムシは室外の物置の隙間や室内のカーテンの隙間などに入り込みます。年によって多い少ないがあるらしく、今年はよく目立ちます。
クサギカメムシは北海道から沖縄さらに朝鮮半島や台湾方面まで分布しています。リンゴやウメなど多くの果樹の害虫として知られていますが産卵植物は比較的限られています。スギやヒノキなどの針葉樹を多く利用しているようですが、キリやウワミズザクラなども利用します。
大発生の原因についてはスギやヒノキの実が多い年という説や、秋に暖かい日が続き活発に移動したなど諸説ありますが定かではありません。
うっかり踏んでしまったりして刺激をしないかぎり匂いは出さないので家に入ってきた場合は静かに見守っても大丈夫です。ただし、暖房などで部屋が温まると這い出して来るので注意が必要です。