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コハクチョウとオオハクチョウ

11月の終わり、6羽のコハクチョウが豊岡市一日市(ひといち)地区の水田に飛来しました。成鳥3羽と幼鳥3羽の群れ。写真で灰色の羽根の3羽が今年生まれの幼鳥です。家族で飛来したものと思われますが、お父さんとお母さんの他にも、別の成鳥が混じっているようでした。はぐれ鳥がこの家族に合流したものと思われました。

12月に入ると、6羽の姿を六方田んぼでも見かけるようになりました。この地区で冬期湛水が始まり、コハクチョウの活動範囲が広がってきたのです。彼らは餌場となる二番穂の田んぼと、それに隣接する湛水田がセットになった環境を好みます。湛水田は安全地帯として重要です。人などの接近ですぐに水上にエスケープできることが大事です。夜のねぐらとしても利用されます。

しばらくして、伊豆地区の湛水田に、新たな成鳥2羽のコハクチョウの飛来を確認しました。先の6羽とこの2羽を合わせて、8羽のコハクチョウが飛来中と認識していました。

鳥仲間から、6羽の群れの中の1羽がオオハクチョウであることに気づき、すっかりコハクチョウと思っていた撮影済の写真を改めて見てみると、確かに、6羽のうち1羽はオオハクチョウ成鳥でした。この写真で、左がコハクチョウ、右がオオハクチョウです。オオハクチョウはコハクチョウより一回り大きく、首のひょろ長いフォルムが遠目からも特徴的。2種の最大の識別ポイントは、くちばしの黄色と黒色の割合。コハクチョウのくちばしは先端から半分以上が黒色です。オオハクチョウのくちばしは、黒の割合が半分に満たず、黄色の部分が大きいことが特徴です。

その目で、本投稿の最初の写真を見てみましょう。左から3番目がオオハクチョウであることに気づくでしょう。

先の6羽の群れは後から来た2羽と合流し、8羽の群れで見かけることが多くなりました。この写真は、六方田んぼ河谷地区の冬期湛水田に8羽の白鳥がいるところです。幼鳥3羽を含む7羽のコハクチョウと、1羽のオオハクチョウが、これから豊岡で越冬に入ろうとしています。コハクチョウは警戒心がそれほど強い鳥ではありませんが、歩いて人が近寄り過ぎたり、大きな音でびっくりさせたりしないよう、静かに彼らの美しい姿を観察するよう心がけてください。コハクチョウは毎冬越冬飛来してすっかりおなじみになりましたが、オオハクチョウの豊岡盆地への飛来は稀です。この機会に観察されたらよいでしょう。

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