城崎温泉でも兵庫県ディスティネーションキャンペーン(DC)とタイアップして大型観光キャンペーンが開催されています。(期間:平成21年4月1日から6月30日)
城崎温泉のあちこちで、こんなタペストリーを見かけます。
観光客の皆さんを、「ようきんさった」と地元の言葉でお迎えし、おもてなししようという気持ちです。
その(DC)に伴なって「旦那衆のお宝展」が開催されています。
旅館やお土産店などが、普段はお目にかかれない貴重な品々を展示、披露するものです。
郷土民芸土産店「花兆庵」では江戸期の箪笥を配置した純和風の店内に、花兆庵オリジナルの銘菓や海産物、可愛い小物や麦わら細工等、民芸品も数多く取り揃えられています。
その「花兆庵」では「お宝展」のひとつとして雛の節句が終った今も「時代雛人形展」 として、江戸、明治、大正、昭和の貴重なお雛様が飾られています。(期間:6月30日まで)
保存のため写真撮影禁止のところ、「但馬情報特急ブログ」に投稿ということで撮影をお許し頂きました。(花兆庵の社長さん、ご協力ありがとうございました。)
享保年間(1725年)など古い時代の煌びやかなお雛様、現代の美人とは少し違った長い顔、細い目、高貴な感じのお顔です。
五人囃子のそれぞれ違った表情も面白いですね。
「竹久夢二」の資料も常設展示され(複製ではありません。)
「若山牧水」 「川端康成」 「中山晋平」など、文化人の貴重な書簡も展示されています。
やっぱり最後は<美味しい物>、花兆庵さんの店頭で
販売されている
口に入れるとバターとクリームの味が広がり、なめらかでとろける風合い。昔懐かしい「キャラメル」が柔らかでまた違った食感で楽しめます。
(保冷材と保冷袋つき)¥840円
店内裏側には今は葉桜になった木屋町通りを臨めます。
奥の展示室は和室喫茶になっていて冬はコタツも用意され、コーヒーを頂き、ゆっくりくつろぎ<お宝展>を楽しめます。
桜の満開の時期は、どんなにか素晴らしいかった事でしょうね。