みなさん、こんにちは。
今回は、サイクリングイベント「南但馬グリーンライド」に参加してきましたので、その様子をお届けします。
今年が第1回目の開催となる、養父市や朝来市の「鉱石の道周遊ルート」を走るサイクリングイベントです。
養父市の関宮をスタート、朝来市に入り神子畑選鉱場跡を通り、宍粟市一宮町に抜けます。その後、養父市の明延鉱山跡を通りスタート地点に戻ります。
約100kmのコースで峠を3つ越えます。獲得標高は約1000mで、途中にエイドが4箇所あります。
すみません、興奮していてスタート地点の賑わっている様子を撮影し忘れました(>_<)
この日は天気が良く、約100人のサイクリストが、大自然の中を気持ちよく駆け抜けます。
養父市建屋から朝来市へ抜けるなだらかな登り道を走ります。
第1エイドは上八代営農組合(朝来市)です。
バイクラックにかっこいいロードバイクがたくさん並んでます!
みんないい自転車に乗ってますね~ ウラヤマシイ
こうやって、色々な自転車を眺められるのも、自転車イベントの楽しみの一つです。
さて、エイドでの楽しみと言えば・・・振る舞われる補給食です!
ここでは「黒豆ご飯のおにぎり」「手作りこんにゃく」「岩津ねぎのおひたし」「ゆずジュース」です。
南但馬の特産品ばかりでとっても美味しい!ゆずジュースはおかわりOKで何杯もいただきました(^^)/
さて、休憩もそこそこに次のチェックポイントへ。国道429号で朝来市神子畑を目指します。
このコースは「鉱石の道」関連スポットもたくさんあります。
まずは「神子畑鋳鉄橋」。神子畑鉱山で採掘された鉱石を、生野の製錬所へ運ぶ運搬路に架けられた鉄橋で、日本に現存する鋳鉄橋では最古のもの。国の重要文化財にも指定されています。
第2エイドは神子畑選鉱場跡(朝来市)です。
おなかを空かせたサイクリストが並んでいます。
ここで振る舞われるのは「肉巻きずし」「但馬牛ドッグ&但馬どりドッグ」「生野ハヤシライス」!
但馬名物ばかりで、もはや補給食の域を越えています!!
よふど温泉の足湯ブースもありました。
斜面に見えるのが選鉱場跡です。
もともとはここも鉱山だったのですが、採鉱の不況により閉山し、明延鉱山で採れた鉱石の選鉱場になりました。最盛期には東洋一の選鉱施設と呼ばれたそうです。
さあ、続いては神子畑から宍粟市一宮町に抜ける峠道を走ります。
このコースの最大の難関です!
約5kmの峠道を30分近くかけて登ります。
さっきのエイドで食べ過ぎたのでしんどい(^^;
宍粟市一宮町に下った後、養父市大屋町に向けて再び登り道が続きます。
だんだん気温が上がってきて、熱中症に要注意です(;’∀’)
第3エイドは、あけのべ憩いの家(養父市)。明延鉱山跡の付近です。
ここでは「朝倉山椒のアーモンドテュイル」「八鹿浅黄のSoyランタン」「但馬天然水」が振る舞われます。
ここで少し紹介を、
「朝倉山椒」は養父市八鹿町朝倉が発祥の地で、他の山椒に比べ柑橘系のフルーティな香りがします。
今回食べたテュイルは、朝倉山椒の爽やかな風味の香ばしい焼き菓子でした。山椒のアクセントが絶妙。
「八鹿浅黄」は養父市名産の大豆です。最近ちょくちょく聞きますね。
加工原料に向いていて、豆乳を加工した製品はこくや甘みが強く、豆腐や湯葉、味噌などにすると大変おいしいものになるそうです。
今回食べたSoyランタンは、炒り大豆やアーモンドを合わせたキャラメル生地のクッキーで、とてもおいしかったです。
ここ明延は、かつて日本一のスズ鉱山として栄えた鉱山町でした。
明延鉱山の鉱石を、先ほどの神子畑選鉱所に運ぶためにつくられた約6 km の鉱山列車「明神電車」は、乗車賃「一円」で乗客を運んだことから「一円電車」と言われていました。
現在は、4~11月に毎月1回、150mの線路で運行してくれるそうです。
だんだん疲れてきたのか、エイド間の写真を撮り忘れていました(;’∀’)
第4エイドは養父市役所大屋地域局です。
ここでの補給食は、鮎のささやき「若鮎」です。
みなさんよくご存じだと思いますが、こしあんとお餅をカステラ生地で包み込んだ養父市の銘菓です。少し小ぶりのサイズなので「若鮎」と言うそうです。
これを食べてラストスパート!
あとはスタート地点の関宮学園に戻るだけ。
ここからのアップダウンがつらい。
100km近く走ると、首・肩・腰にも疲労がたまってきます。
なんとかゴールできました!
約6時間の旅、消費カロリーは1600kcalでした。
ゴール地点では、たこ焼きや冷たい飲み物も販売されていましたよ。
参加費1万円で、エイドで食べつくし、参加賞をもらって帰りました。
参加賞は写真のとおりです。
地元の特産品や、飲食店やお土産屋、温泉施設の割引券がたくさん入っていました。上八代の謎の石はどう使えばいいのだろう?
この中で特におすすめなのが「但馬のゆず山椒」です。天滝ゆずの皮と朝倉山椒を練り合わせたペースト状の香辛料で、色々な料理の薬味として使えます。ピリッと爽やか、ご飯にのせて食べてもおいしいです。
抽選会で、養父市能座産のコシヒカリが当たっちゃいましたよ!
満足満足(^^)/
以上、ダラダラと食べ物が中心のレポになってしまいました<(_ _)>
ここ但馬は交通量も少なく、海あり山あり峠あり、景色も良くサイクリングにもってこいだと思います。
40代を過ぎてからスポーツ自転車(ロードバイク)を始められる方もけっこういますよ。
自転車は膝にやさしく、有酸素運動でダイエットにもなります。
さっそうと風をきって走るのはストレス解消になるし、気分も若返ります。
そして、なんと言っても・・・走った後のご飯がおいしい!(食べ過ぎると逆に体重増えるので注意)
みなさんも、ぜひ但馬でサイクリングを始めてみましょう。
(交通ルールは守りましょう)
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- 但馬地域サイクリングモデルルート