―無病息災、五穀豊穣を祈願― 千谷麒麟獅子舞を奉納 昭和55年 5月20日 町無形文化財指定
古文書によると、江戸末期鳥取県国府町の宇倍神社より伝えられたといわれています。山岳信仰が盛んであった牛ケ峰神社(越坂)が大変栄え、兵庫県側の第一鳥居が用土にあり、鳥取県側は「白地」にあったといわれ、兵庫県側では千谷が用土より岸田に至る中央に位置することから千谷に残っているとも伝えられています。
この頃(江戸時代末期)に千谷に大火があり、集落のほとんどが焼けるという大惨事があり、秋葉神社を火の神として麒麟獅子を奉納したと伝えられています。
現在も千谷では、秋葉神社を火の神様としての4月第3日曜日の春祭り、三宝荒神を9月19日の秋祭りとして年2回、千谷麒麟獅子舞が奉納されます。麒麟獅子や地元の子どもたちによる榊(さかき)が村内を練り歩きます。
祭りの日は、夕方まで太鼓や笛の音が鳴りやみません。麒麟獅子や面をかぶった怖い猩猩(しょうじょう)の奇声に怖くて泣きだす子どももいます。お父さんやお母さんに抱きかかえられながら「賢くなりますように」「健康になりますように」との願いを込めて獅子に頭をかんでもらいます。
日時 | 2024年4月21日(日) 8:30頃スタート |
場所 | 新温泉町千谷 秋葉神社(八田コミュニセンター前) |
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