雲海は、円山川から発生する霧によって生ずるものです。昼の間に暖められた空気が夜になると冷やされ、川の水温よりも低くなると、川の水から蒸発霧が発生します。その霧が山の間の低い部分にたまり、標高の高い部分から見ると雲海として見えます。
この霧の発生具合は、特に昼間と夜間との温度差が激しいほど出やすくなります(目安として10℃以上)。
※このサイトでは雲海が発生しやすい条件を記載していますが、雲海が発生するのを保障するものではありません※
■雲海の発生しやすい条件
・時期
9月中旬~12月初旬 ※他の季節でもごくまれに見られますが、秋(特に晩秋)が一番発生しやすい条件となります。
・時間
明け方から午前8時頃まで。
・条件
1.湿度が高く十分な放射冷却があること。
2.よく晴れていること。
3.前日の日中と当日の早朝の気温の差が大きいこと。
4.風が弱いこと。
■その他
但馬南部の濃霧注意報も要チェック
〇雲海を見に行くときの3つの装備
1.懐中電灯:竹田城跡と立雲峡は電灯が設置されていません。これは絶対忘れられません。
2.雨合羽:雲海は水蒸気の固まりですので、雲の中に包まれてびしょ濡れにならないように。
3.防寒具:朝グッと冷え込むときに発生しやすいので、山頂は零下になることもあり、防寒具は必須です。
■期間限定ライブカメラ
11月末までの期間限定で、(株)毎日放送様のご協力により竹田城跡の様子がライブでご覧いただけます。お越しになる際の参考にしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=KOqh3dcfe6w
■その他注意事項
竹田城跡は、山の上にある山城であり、文化財です。登城いただく際の注意点など、下記の内容もご確認ください。