世界の名所グランドキャニオン、ウルル(エアーズロック)と共に選出
国際地質科学連合が創立60周年を記念し、スペインで開催した大会(10月25日~28日)において、世界の「地質遺産100選」を選定しました。
地質遺産100選は地球の歴史や地球科学を解明する上で世界的に重要な役割を果たした場所を選ぶもので、日本からは兵庫県豊岡市の玄武洞と兵庫県淡路市野島断層が選出されました。
玄武洞が選定された理由としては、地球の北と南の磁極が入れ替わる「地磁気逆転」を突き止めるきっかけを京都大学の松山基範教授1926年に世界で初めて発見した場所であることが挙げられます。
山陰海岸ユネスコ世界ジオパークの最重要拠点のひとつであり、その世界的価値がユネスコ世界ジオパーク認定に必要不可欠であることから、世界地質100選選定をはずみに更なるPRと利活用を行うよう、地域を挙げて機運を高めていくことが重要です。
- 連絡先
- 山陰海岸ジオパーク推進協議会
TEL/0796-26-3783