但馬水産技術センターでは、11 月6 日から解禁となる日本海のズワイガニ漁を前に、県漁業調査船「たじま」により漁期前調査を実施しました。
当該調査やその他の情報に基づいて検討した結果、令和4年漁期におけるズワイガニの資源状況は下記のとおりです。
1 解禁直後(但馬沖漁場)
・解禁直後における但馬沖漁場でのオスがにの推定現存尾数は前年並みでしたが、過去5年平均を上回りました。また、メスがにの推定現存尾数は前年を下回ったものの、過去5年平均並みでした。以上から、解禁直後の但馬沖漁場における漁獲量(1隻当たり)は、オスがにが前年並み、メスがにが前年を下回ると予測されます。ただし、メスがには過去5年平均並みであることから、近年の平均的な漁獲量になると予測されます。
2 漁期全般(浜田沖~丹後沖漁場)
・本県沖合底びき網漁船が漁期を通じて利用する浜田沖~丹後沖漁場全体におけるズワイガニ資源量は、オスがに、メスがにとも前年並みと推定されており、漁獲量についても前年並みとなることが予測されます。
根拠となった情報については別添資料(但馬水産技術センターだより)を参照してください。
>>詳細資料(PDF)
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