節分[せつぶん],鬼遣い[おにやらい]
本来は各季節の始りの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことですが、現在では春の節分だけが行われています。
季節の代り目には邪気が生じると考えられており、それを追い払う為、この日の夕暮れ、柊[ひいらぎ]の枝に鰯の頭を刺したものを戸口に立てておいたり、炒った大豆を蒔いて歳の数だけ食べたりする習慣があります。
-関連記念日-
・のり巻の日
全国海苔貝類漁業協同組合連合会が1987(昭和62)年に制定。
節分の夜に恵方(その年の吉の方角)に向かって太巻きを食べると幸せになれるという言い伝えから。
・大豆の日
大豆製品を取扱うニチモウ(現 ニチモウバイオティックス)が制定。
この日が、豆撒きをする節分になることが多いことから。
~(節分だけに)豆知識 ~
「節分はいつか」と聞かれたら、「2月3日」と答える人も多いでしょう。
春の節分が2月2日になるのは、1897(明治30)年以来124年ぶりのことです。
その間、2月4日になったこともあり、2月3日以外になるのは1984(昭和59)年以来37年ぶりのことです。
2021年から2057年まで、節分は4年おきに2月2日となるそうです。
当分は「うるう年の翌年は2月2日が節分」という流れが続きます。
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