(公財)但馬ふるさとづくり協会では、検定合格や個人戦・チーム戦の上位入賞をめざして検定対策に取り組まれている方に向けて、毎週金曜日、但馬検定のコラムを連載しています。
昨年の問題を例に、問題を解くポイントや出題されやすい傾向を盛り込んでお届けしますので、ぜひご活用ください。
【今週の問題・上級】
「轟の太鼓踊り」について記述したもので、誤っているものは、次のうちどれでしょうか。
(a) 「ざんざか・ざんざこ踊り」といった風流太鼓踊りと同じ系統に属している。
(b) 「蓮華寺」で行われる盆の施餓鬼供養の仏事として踊られる。
(c) 最近では、盆だけでなく、「蓮華寺紅葉まつり」でも見ることができる。
(d) 締太鼓に記されている年号から、江戸時代後期から途切れることなく続けられている。
※正解は、記事の最後にあります。
出題のここがポイント!
◎記述の誤っているものを選択する形式の問題は、過去の傾向から正解率の低い問題の形式と言えます。
◎このような形式の問題が解けると1級合格は近いと思います。
検定対策のここがポイント!
◎但馬検定では、1つの項目を掘り下げた問題も出題されます。
◎「ザ・たじま」で解説が詳細に記載されている項目は、正誤問題として出題されやすいといえます。
→特徴を1つではなく、選択肢の数である4つくらい覚えることで、得点アップにつながります。
◎誤りの選択肢は、曖昧に覚えがちな部分から出題されやすいといえます。
→例えば、国指定なのか県指定なのかなど、正確に覚えておく必要があります。
◎ちなみに、今回の問題のキーワードは、「途切れることなく」でした。
→1992年(平成4)、約30年ぶりに地元有志によって復活しました。
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正解(d) 正解率72.6%