(公財)但馬ふるさとづくり協会では、検定合格や個人戦・チーム戦の上位入賞をめざして検定対策に取り組まれている方に向けて、毎週金曜日、但馬検定のコラムを連載しています。
昨年の問題を例に、問題を解くポイントや出題されやすい傾向を盛り込んでお届けしますので、ぜひご活用ください。
【今週の問題・上級】
次の写真は、約400年間途切れることなく続けられてきた伝統行事を写した1枚ですが、その伝統行事とは、次のうちどれでしょうか。
(a) 大杉ざんざこ踊り
(b) 久谷ざんざか踊り
(c) 寺内ざんざか踊り
(d) 九鹿ざんざか踊り
※正解は、記事の最後にあります。
出題のここがポイント!
◎問題文に情報が少なく、写真の中からヒントを見つけ出す問題です。
◎太鼓踊りの特徴で正解される方もおられますが、のぼりの「山王神社」が最大のヒントです。
◎また、のぼりの「7月」がヒントになった方もおられるかもしれません。(ざんざか・ざんざこ踊りで7月に行われるのは1つだけです。)
◎上級試験(1級・2級)には、このような趣向を凝らした問題も出題されています。
検定対策のここがポイント!
今日は、上級試験(1級・2級)の特徴について取り上げます。
◎特徴その1
1級・2級は但馬検定の上級編として位置付けられていますので、全般的に3級よりも長めの問題文が多く出題されます。
→検定試験の際は、時間配分にも注意してください。
◎特徴その2
「ザ・たじま」(以下テキストといいます。)に掲載されている「項目欄」よりも「解説欄」の内容を答えに問う問題が多く出題されます。
◎特徴その3
過去問がそのまま出題されることは少なく、切り口を変えて出題されることがよくあります。
→1級・2級の過去問を解くだけでは対策として十分ではありません。テキストの解説部分を重点的に覚えることをおススメします。
◎特徴その4
テキストに掲載されている内容から概ね80問出題されます。
→1級は、80問以上正解で合格です。時事問題などテキスト以外からの出題対策も必要ですが、テキストからの出題問題を全問正解すれば合格の可能性がありますので、まずはテキストに取り組むことをお勧めします。
→また、但馬検定公式ウェブサイトには、テキストの掲載内容のほか、紙面の都合で掲載できなかった多くの写真を掲載しています。写真付きの問題もありますので、テキストとウェブサイトを併用すれば、より得点力がアップします。
但馬検定公式ウェブサイトはこちら⇒(「ザ・たじま」)
但馬検定開催概要はこちら⇒(「ザ・たじま」)
正解(c) 正解率59.5%