オオイヌノフグリ オオバコ科
オオイヌノフグリは明治時代に日本にやって来た外来植物です。今では至るところに普通に生えていて最もなじみ深い植物になっています。
3月になって雪がとけ始めると花が咲き始めます。コバルトブルーの花が一面に広がるような場所もあります。オオイヌノフグリは春を告げる植物として春の風物詩の一つになっていると言っても過言ではないでしょう。
オオイヌノフグリは、どこにも普通にあります。なのでそれぞれの花を丁寧に見たことがありませんでした。先日、散歩の途中にたった一つですがピンクの花がついたオオイヌノフグリに気づきました。ひょっとして珍しいものを見つけたかなと思ってFacebookで知人に報告しました。「初めて見た」とちょっと自慢げに書きました。
翌日、別の場所に散歩に行きました。1時間で6株見つけました。特別に珍しいと言うほどのものではなかったようです。
それから数日間雨が続きました。オオイヌノフグリは、雨の日には花を開きません。晴れや曇りの日でも気温が低い朝方には開いていませんし、夕方には早々に閉じてしまいます。寒い日に確実に見ようと思ったら10時から15時くらいが適した時間になります。
ようやく雨が終わって、別の場所に散歩に行きました。ありました、ありました。数え切れないほどのピンクの花がありました。淡いもの、濃いもの、花びらの先だけピンクのものなど様々な花がありました。場所によっては、結構あるようです。それからは、オオイヌノフグリを見ると色変わりの花がないか気になるようになりました。
これからは普通にある植物も気をつけて見ていこうと反省しました。オオイヌノフグリに関して頑張って白花を見つけようと思っています。