【再掲】2020植村直己冒険賞授賞式・記念講演会
開催時間 : 13:30 ~ 15:15
2020「植村直己冒険賞」受賞者は稲葉香さん、秘境の地 西ネパール ドルポ越冬122日間
ドルポとは、西ネパール・アンナプルナ(標高8,091m)の北西に位置するエリアで、四方を標高5,000m以上の峠で囲まれた平均高度およそ4,000mの場所である。冬は完全に隔離されてしまう場所で、そこには村が点在しており、今も人々が厳しい環境の中でたくましく生活している。ドルポは、かつては西チベットに属しており、チベット文化が根付いている地域である。
冬、この地ドルポはどうなっているのか?厳しい自然環境の中、厳冬期の人々の生活は?山々はどんな景色を見せてくれるのだろうか?冬のドルポへの想いは募る一方で、なかなか決心できなかったが、2018年ネパール最北西部のフムラ地方の単独キャラバンを敢行、2週間の無人地帯を含む1カ月の遠征を、自分でルートを見出して行ったことで、数年前から描いていた極寒のドルポ越冬を実行した。
≪プロフィール≫
稲葉 香(いなばかおり)さん
1973年5月1日、大阪府東大阪市生まれ。美容師。1997年から旅に出るライフスタイルを続ける。ベトナムから始まり東南アジア、インド、ネパール、チベット、アラスカを放浪し、旅の延長で山と出会う。18歳でリウマチが発症し、山に登るなど想像もできなかったが、ヒマラヤトレッキングにより自然治癒力に目覚め、山に登るまでに復活した。再発と復活の繰り返しの中、河口慧海師の足跡ルートに惚れ込み歩き続け、2007年西北ネパール登山隊(故・大西保氏)の遠征の参加をきっかけに西ネパールに通い始める。現在、大阪府南河内郡千早赤阪村を拠点に、都会と山生活のバランスを保ちながら、ヒマラヤに通っている。
■内容
・授賞式
あいさつ 豊岡市長
冒険賞の授与 メダル、楯および副賞
選考評 選考委員 石毛直道さん(国立民族博物館名誉教授)
・受賞記念講演会
演題 「未知踏進(みちぶしん)~好きを追い続けて~」
※手話通訳あり
自分だけの「オンリーワンな夢」の実現に向けて「困難」と「限界」を超えていくヒントを語っていただきます。
日時 | 7月3日(土)13:30~15:15 |
場所 | 日高文化体育館(豊岡市日高町祢布954-6) ※マスクの着用をお願いします。 |
- リンク先
- 植村直己冒険館ホームページ
- 連絡先
- 豊岡市地域コミュニティ振興部生涯学習課生涯学習係
TEL/0796-23-0341
FAX/0796-29-0054
住所/〒668-8666 豊岡市中央町2番4号