令和4年8月6日に兵庫県広域防災センター(三木市)の防災研修用宿泊施設の利用を開始致します。これにより新たに宿泊型で実践的な研修や地域で実践を行う担い手がお互いに知り合うことができる新しい研修プログラムを取り入れるなど、ひょうご防災リーダー講座を平成16年開講以来、大幅な手直しを行い、防災に関する知識・技術を習得、地域での普及啓発や防災訓練等への参画・支援ができる方を養成するために策定した研修宿泊型カリキュラムによる研修を実施致します。
近年、毎年のように豪雨、台風による浸水、土砂災害による被害が発生しています。また、地震も頻発しております。特に南海トラフ地震、首都直下地震、また日本海溝、千島海溝沿いの地震の発生も懸念されるところです。さらに、新型コロナウイルス感染症禍での避難所運営も懸念されるところです。
こうしたことを踏まえ、今後、発生が懸念される南海トラフ巨大地震をはじめとした様々な自然災害や原発事故等の大規模事故、また、市民レベルで考えなければならない感染症対策にも焦点を当て、人命の安全を第一に考え、行政はもとより県民一人ひとりの防災への取り組みをより一層促進させる必要があります。
このような観点から、地域防災の担い手である自主防災組織等のリーダーの育成を目的とした「令和4年度ひょうご防災リーダー講座」を10月上旬から約3ヶ月間にわたり、1泊2日の宿泊型研修を計3回6日間開講します。
■日程
10月1日、2日(1回目)、11月26日、27日(2回目)、12月10日、11日(3回目)の6日間
■会場
兵庫県広域防災センター内の管理棟、日赤災害支援センター、宿泊施設 他
■受講対象
現在、自主防災組織で活躍されている方や、今後、自らの地域で積極的に地域防災の担い手として活動しようとされる方で、兵庫県内在住、在勤、在学(高校生以上)の方
※過去に防災リーダー講座を修了し、既に「ひょうご防災リーダー」の称号が授与された方は応募することができません。
■募集人員
50名
※宿泊可能が研修を受講する条件になります。
※なお、同講座につきましては、1月、2月、3月に同様の講座を開講する予定です。
(研修中は、コロナ感染症対策のため、常時マスク着用、手指消毒に努め、検温等は適宜実施致します。研修当日及び研修期間中に発熱等体調不良の方については受講をご遠慮願います。)
■申込期間
8月8日(月曜日)~定員に達し次第終了
■受講料
無料(教材等の一部実費負担あり)
■宿泊料
有料(宿泊費、食事代、懇親会費)
※宿泊及び宿泊施設に関することは別添資料参照のこと
■修了要件
・全ての講義に宿泊して参加できる方
・21講目の補完レポートを完成のうえ、12月10日には必ず提出すること
・普通救命講習修了(事前に終了するか、講座受講期間中に消防本部等で受講・修了すること)
講座修了後は・・・ 知事名の修了証と「ひょうご防災リーダー」の称号が授与され、地域防災の担い手として活動していただきます。さらに、日本防災士機構が認定する防災士の受験資格が付与されます。また、居住地(又は勤務地)の県民局、市町に修了者名簿を送付し、活動機会を提供します。
■申込方法
インターネットでお申し込み下さい。広域防災センターのホームページアドレスは、http://www.fire-ac-hyogo.jp/の「令和4年度ひょうご防災リーダー講座参加申込」ページから必ずお申し込み下さい。なお、FAXでの申し込みは受付けません。
- 情報提供元
- 兵庫県
- 連絡先
- 兵庫県広域防災センター 兵庫県消防学校
TEL/0794-87-2920(代)
FAX/0794-87-2925(代)