フジバカマのお引っ越し その後

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執筆 菅村定昌   掲載 2018年01月23日 14時44分   カテゴリ たじまのしぜん » しょくぶつ

フジバカマのお引っ越し その後



 フジバカマのお引っ越しの記事を書いてからちょうど1年が経ちました。
 http://www.tajima.or.jp/modules/nature/details.php?bid=654
 2004年の台風23号の被害から始まった特殊堤の工事がフジバカマの自生地に到達しました。


2018年1月


2016年8月


2018年1月


2002年10月

 主たる生育場所であった石垣が失われるので、その場所で生育することは難しく、複数の場所に移植されました。人工的な場所、これはプランターを指しますが、2か所の大型プランターで花を咲かせました。


兵庫県立コウノトリの郷公園内にあるコウノトリ文化館前のプランターで開花した個体

 人工的ではあるけれども、元々の自生地に似た場所にも移植されました。石垣の隙間に植えたのです。これが3か所あります。
 豊岡市内に自生地が2か所ありましたがどちらも石垣とその周辺でした。亀岡城趾の石垣にも自生があります。石垣だと他の植物との競争に負けないようなので国土交通省が所管する河川内で石垣を探し、あるいは石垣を作って植えることにしました。以下で紹介するのは空石積みで作った護岸に植えたものです。


これがモデルになっている自生地の石垣


 石垣ですから水はけはとってもいいです。ですから植えた当初は、水分不足で枯れそうでした。何とか枯れずに夏を越すことができ、開花することができました。



石垣の上ほど乾燥が激しいようで多くが枯れました。水辺に近いほど生存率が高く生長が良好でした。一方で、小さな川なので少しの雨で水位が上がります。最終的には一番低いところにあった株は全て流失してしまいました。



 とりあえずフジバカマのお引っ越しは順調にいっています。但馬で唯一残る自生地を含め、今後を見守りたいと思います。



 

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